全国労働衛生週間準備期間土浦地区大会

9月6日、標記の大会を開催しました。Withコロナ禍ではありましたが、万全の対策の下、100社を超える会員企業に参集頂き、コロナ以前の形で実施できましたこと御礼申し上げます。

小仁所安全衛生部長の開会の言葉の後、労働衛生管理優良事業場の表彰がありました。
表彰されたのは以下の事業場です。おめでとうございました。
①株式会社LIXIL土浦工場
②株式会社 壽製作所
③伊藤超短波株式会社 開発生産本部

中川会長からは、コロナ禍において「職場の換気」に気づかされたことを挨拶の中で言葉を頂き皆さん職場に帰って点検して見ようと思われたと思います。熊岡土浦労働基準監督署長からは、職業性疾病が全体としては増加していること、化学物質の管理に大きな変更があること、最低賃金が決まったことなどを報告頂きました。



表彰された事業場の受賞式

続いて行政から、荒堀監督官から労働衛生週間の要綱説明、飯塚安全衛生課長から「新たな化学物質管理について」ご説明頂きました。

特別講演は、株式会社清水SQラボ代表取締役の清水孝久先生から「エラーの連鎖を切って事故を防ぐ航空会社のリスクマネジメント」について特別講演をいただきました。

不安全な状態を見つけたら「放置」しないこと、「放置」は「黙認」となり、続いて「容認」となることを教わりました。まさにFace to Face で人間間のコミュニケーションをとる中で人の姿勢を変えさせていかなくては問題は解決しない。指差呼称しても、作業標準見ても心ここにあらざれば見れども見えず・・・・・というわけです。人を説得するという最も困難な行動から逃げてはならないことをはっきり教わりました。ヒューマンファクターズの手法から、エラーレジスタンス(エラーをなくすこと)とエラートレランス(気づいたら対処する)ことの基本を学びました。

最後に守谷俊明安全衛生副部会長からの閉会の言葉により大会を終了しました。